オムロン スタンドアローン型セーフティコントローラ発売 簡単なプログラミングで複雑な安全制御を実現

オムロンは、小規模から中規模の装置向けに、簡単なプログラミングで複雑な安全制御を実現するスタンドアローン型のセーフティコントローラ「G9SPシリーズ」を発売した。

G9SPシリーズは、各種入力機器のダイレクト接続や拡張ユニット、オプションボードなど、無駄のないフレキシブルな機器構成が可能。簡単・自由なプログラミングで、部分停止やモード切り替えを必要とする複雑な安全制御に対応し、ユーザーの要求に応じたカスタマイズも簡単に行える。3種類ある同シリーズから、装置の安全制御点数に合わせ、最適なコントローラが選択できる。標準制御コントローラとの接続は、拡張I/Oユニットや通信オプションボードから自由に選択可能。

従来、特定の安全入力機器は専用のコントローラが必要だったが、G9SPは、同社の非接触式ドアスイッチ「形D40A/D40Z」や、セーフティマット「形UM」を直接接続することが可能。よりシンプルなシステム構成で低コスト、省スペース、トータルコスト削減に貢献する。

コンフィグレータは、ファンクションブロックを用いた簡単な設計機能や、事前のデバッグ作業を支援するシミュレータ機能、再利用したい箇所を部品化する機能を装備。設計から立ち上げまでの工数を大幅に低減。

初めて安全設計する人にも分かりやすい機能として、システム構成やI/O設定を簡単にするガイダンス機能、本体接続なしで動作検証できるシミュレータ機能を備えている。メモリーカセットに設計データを保存し、他のG9SPへパソコンなしで設計データが横展開できる。

さらに、標準制御とのインターフェイスとして、拡張I/OユニットによるI/O渡しや、イーサネット、RS232C通信によるデータ送受信が可能となっている。安全制御の状態をモニタリングすることで、装置の停止状態や異常情報が入手できる。装置全体として最適な制御を実現する。

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