フエニックス・コンタクトの多入出力型セーフティリレーユニット「PSR―MXF」は、3入力、2a1補助出力×2系統の多入出力制御をセーフティリレーユニット1台で実現できる。例えば、入力に非常停止スイッチ、ライトカーテン、セーフティドアスイッチの3コンポーネントを接続し、ライトカーテンでゾーンA(部分停止)、セーフティドアスイッチでゾーンB(部分停止)、非常停止スイッチでゾーンA・B両方(全体停止)という制御が行える。
従来、このような制御をするには、セーフティリレーユニットを3台用意し、配線でロジックを構築するか、多機能であるセーフティコントローラでプログラミングをする必要があった。しかし、PSR―MXFはセーフティリレーユニットのため、プログラミング不要の配線のみで簡単に、しかも1台で安全回路を構築できるため、工数と費用を削減することができる。
また、幅22・5ミリというコンパクトなサイズは、盤の省スペース化にも貢献する。接続方法は、ネジ式コネクタ/スプリング式プッシュインコネクタ/スプリング式プッシュインの3種類から選択できる。
(http://www.phoenixcontact.co.jp)