【名古屋】河村電器産業(愛知県瀬戸市暁町3―86、TEL0561―86―8111、水野一隆社長)は、本社工場敷地内に建設を進めていた「カワムラ物流センター」がこのほど完成、稼働を開始した。
従来の物流センターより配送サービス機能を高めて、物流品質と安全性を向上させた物流体制を実現、さらなる事業活動の強化を図っている。
主な特徴は、(1)分散していた倉庫の統合(2)構内のトラック輸送距離の短縮による(CO2排出量)の削減(3)垂直型連続運搬装置と荷物用エレベータの導入―など。
これにより、配送量が従来に比べて約10~15%増加し、十分な在庫を確保しながら柔軟な配送体制を構築することが可能となった。
また、国土交通省の物流総合効率化計画による認定の取得、および第1類倉庫として営業倉庫の登録も実施。
物流センターの延べ床面積は約1万9150平方メートル、主要配送品目は、配電盤、キャビネット、遮断機、開閉器、部品など。
センターの運営、管理は、河村電器産業の関連会社、河村物流サービス(愛知県瀬戸市山の田町155、中根誠社長)が行う。