「Sercos技術オープンセミナー」が、10月21日午後1時~5時まで、東京・泉ガーデンコンファレンスセンター(港区六本木1―6―1)で開催される。
Sercosは、モーション・コントロール、デジタル・サーボ・ドライブ、および入出力(I/O)デバイス間に標準リアルタイム高性能通信インタフェースを提供し、モーション・コントロールの複数軸に沿った微細な動きができ、パワフルなイーサネットベースのリアルタイム通信システムのひとつとして、FAの最もハイエンドなシステムにまで幅広く適用できる。
Sercosインタフェースを開発するために必要な基本情報には、SercosⅢネットワーク、リアルタイムと他のデータの交換メカニズム、マスターとスレーブデバイス間の割当て、ネットワーク全体に及ぶ同期プロシージャなどがある。
また、Sercosインタフェースを実装し統合するにあたり必要となる情報には、基本的な接続方法、ハードウェアとソフトウェアのコンポーネントを提供するメーカー、使用できる開発ツール、インテグレーション・試験・認証プロバイダーなどがある。
今回のセミナーでは、Sercos本部から講師が来日し、技術的な基本・優位性・最新動向、そして開発・実装・統合に必要な情報などを、メカニカルエンジニアやユーザーに、コンパクトに整理して紹介する。
なお、参加申し込みなどの問い合わせは、Sercosアジア日本事務所(http://www.euro-fareast.co.jp/)まで。