光洋電子工業(東京都小平市天神町4―9―1、TEL042―341―3111、牟田明康社長)は、パネルコンピュータに8型モデルの「NX―Bシリーズ」を発売した。
新製品は、CPUにはIntel Atomプロセッサを採用、駆動部品の見直しを行うとともに、LED式バックライトの採用やきめ細かな輝度調整機能などを備えることで、機械装置の消費電力低減に貢献する省エネ設計となっている。
表示画面素子はTFTカラー液晶を採用しており、上下左右各85度の斜め方向から見ても、色やコントラストをほとんど損なわないため、1台を多人数で共用する環境や、高所・管理室など角度のある場所からの確認作業でも高い視認性を発揮する。
また、搭載OSはパソコンやモバイル機器でも広く利用されているWindowsのため、使い慣れた操作感覚と直感的に理解できる分かりやすい標準プラットフォームの構築により、機械装置の操作習熟期間短縮にもつながる。
さらに、設計・製造とも国内で行うことで、高品質・高性能・高信頼性を徹底的に重視している。
取り付け方法は、機械装置の背面から組み込む「オープンフレームタイプ」と、前面から埋め込む「ベゼルタイプ」の2種類を用意している。
オープンフレームタイプは、強固なフレームを採用しておりユニットケースが不要で、幅広い機械装置に対応でき、機械装置の取り付け面とパネルコンピュータの画面を面一にすることで、油などの浸入に強く、清掃も簡単。
ベゼルタイプは、高品質なブラックベゼルで、前面埋め込みのため取り付けが簡単に行え、機械装置の外観がグッと引き締まる。しかも耐久性の高いパッキンを介して装着することで、粉塵や汚れ・水などの浸入も確実に防げる。