日本能率協会(JMA)は「第4回GOOD
FACTORY賞」の受賞企業5社を発表した。
この賞は、アジア地域で工場の生産性向上、品質向上など体質革新活動に取り組んでいる事例に注目し、プロセスや成功要因、現場の知恵、働く人々の意識改革、社会貢献などの内容を日本製造業の範として顕彰するのが狙い。
受賞にあたっては、中国・アジア地域に進出している日系現地企業・工場ならびに国内工場が対象。
実際に行われている活動とその成果を、「しくみ」「運営」「効果性」「マネジメント」の各視点から審査し、審査委員会(委員長=電気通信大学情報理工学研究科・新誠一教授)の書類、現地審査を経て各部門で表彰する。
今回の受賞企業は次の通り。
▽ダイキン工業「大金空調(上海)有限公司」=ファクトリーマネジメント賞▽東レ「東麗塑料(深セン)有限公司」=同▽日本電気「NECプラットフォーム・タイ」=ものづくり人材育成貢献賞▽日立金属「ヒタチメタルタイランド」=ファクトリーマネジメント賞▽ミスミグループ本社「駿河生産プラットフォーム(静岡)」=ものづくりプロセス革新賞。