三菱電機は、インドで5カ所目のFAセンターを、グジャラード州アーメダバードに「インド・アーメダバードFAセンター」として設立し、9月5日からFA機器製品のサービス業務を開始した。これにより、2015年度にはインドにおけるFAシステム事業の売上高150億円を目指す。インド北西部に位置するアーメダバードは、インドの中でも道路・港湾・電力といった産業インフラが整備され、企業誘致が積極的に進められていることから、日系の製造業の進出や、自動車産業の集積が見込まれている。
インド・アーメダバードFAセンターは、三菱電機インド・アーメダバード支店内に開設し、人員は2人。主な業務は、同社FA製品のエンジニアトレーニング、技術相談・システム提案などで、主な対象機種はシーケンサ・インバーター・サーボ・表示器・ロボット・NC。対応言語は日本語、ヒンディー語、英語、グジャラード語。
同社はこれまで、12年1月に開設したプネFAセンターやインドの現地代理店からこの地区のサービスを実施していた。
今回の開設で、よりタイムリーな顧客サポートが可能になる。
なお、同社のインドでのFAセンターはアーメダバード、プネに加え、09年開設のグルガオン、12年開設のバンガロール、14年開設のチェンナイとなっている。