ドイツのセンサメーカー、ピーアンドエフ(PEPPERL+FUCHS)は、国際物流総合展に、マテハン業界向けに特化した各種センサを出品する。
自動倉庫、搬送ライン、AGV、フォークリフトなど、設備や搬送車両の様々な位置決めアプリケーションに応じて最適なソリューションを提案。
主な見どころは2つの新製品。無人搬送車(AGV)の制御に特化したポジションガイドセンサ「PGV」は、来場者がブース内のデモで実際にゲームをしながら製品性能を体感できる。また、フォークリフトなど移動体の障害物検知用に新技術PRT(パルスレンジングテクノロジー)を用いたマルチビームLEDスキャナ「R2100」も今回初出品する。R2100は8メートル/88度のエリア検出が可能で、他に360度スキャンが可能なレーザスキャナ「R2000」や、傾斜・加速度センサ「F99」なども紹介する。
搬送ラインで使用されるセンサ・アクチュエータ用の省配線システム「AS―interface」や、自動倉庫のピッキングなどの高速処理にも対応するポジションエンコーディングシステム「WCS」も出品し、豊富な製品群を生かして顧客のニーズに応じた確実なソリューションを紹介する。