アズビルは、戸建住宅用全館空調システム「きくばり」の電子式エアクリーナが、PM2・5(微小粒子物質)除去性能の第三者機関による試験で、高い除去性能を有することが確認されたことを明らかにした。
「きくばり」は1台のシステムで、家全体の冷房、暖房、換気、空気清浄、除湿を行えるシステムで、商用施設でも採用されている強力な除去性能を持つ電子式エアクリーナを装備しているのが特徴。
空気中の粒子を静電気で吸着するため、捕集効率が大変よく、一般的な家電のエアクリーナの10倍以上の処理能力(風量)を持っている。
今回、日本電機工業会の自主基準(HD―128)「家庭用空気清浄機の微小粒子物質に対する除去性能試験及び算出方法」に基づいた第三者機関による試験を実施し、電子式エアクリーナを搭載した「きくばり」は、PM2・5に対する一定の除去性能を有しており、「0・1μm~2・5μmの粒子を99%除去する」という結果が得られた。