米・GEインテリジェント・プラットフォームスは、インダストリアル・インターネットを加速させる産業用オートメーション・ソフトウェア「ProficyHMI/SCADA iFIX5・8日本語版」をリリースした。
iFIX5・8は、リアルタイム情報管理とSCADAソリューションとして、オープン性、柔軟性、スケーラビリティを兼ね備えており、高い実績を有する。同時に、同社のProficy
Mobileソリューションとの統合で、同社が提唱するインダストリアル・インターネットを体験するソリューション「リアルタイム・オペレーショナル・インテリジェンス(RtOI)」を実現できる。
iFIX5・8では、レンダリングの効率化など、グラフィックスに対する動的解像度がサポートできることで、CPUへの負荷が軽減しており、これにより、iFIXグラフィックスを、ワイドスクリーンモニター、液晶TVなど、様々なアスペクト比のスクリーンに配置できるとともに、iFIXグラフィックスを異なる解像度間で移動することが可能になり、グラフィックスがフル画面を使った形で表示される。
また、多数のグラフィックスをいつどのように変換するかを設定することができ、既存のアプリケーションを新旧のグラフィックコーディネートシステムの混在モードで実行することが可能。しかも、グラフィックスが新たに開発された場合には、新しいコーディネートシステムが自動的に使用するようになっている。
さらに、高機能なソリューションを備えて、フェイルオーバー時におけるアラーム配信の高速化やメンテナンスモードの改善、フェイルオーバー時におけるI/Oドライバのアクセスタイムアウトのサポートなど、信頼性とセキュリティの向上を図っている。
なお、国内では日本法人、GEインテリジェント・プラットフォームス(GEIP、東京都港区赤坂5―2―20、TEL03―5544―3975)がサポートを行っている。