横河電機は、レンジフリーコントローラ「FA―M3V」、組み込みコントローラ「e―RT3」をはじめ、制御用途に応じた機種をラインアップ。
「e―RT3」は、組み込みデータベース機能を搭載できるため、組み込みコントローラとしてだけでなく、従来パソコンが担っていた製造工程管理用コントローラとしても使え、安定動作と高信頼性を確保した製造工程管理が可能になる。
6月からは、CAN通信プロトコルに対応した「CAN(Controller Area Network)インタフェースモジュール」の販売を開始した。プロトコル変換機器を介さずに、CANインタフェースを持つ機器とコントローラを直接接続することが可能になることから、システムの構築が容易で通信も高速化できる。
また、e―RT3のCPUモジュールとCANインタフェースモジュール間をパソコンの内部バス規格として普及しているPCIバスで接続することで、測定データを最大データ転送速度133MB/秒と高速なデータ処理ができ、評価システムなどの構築が容易になり、開発スピードの向上につながる。
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