横河電機の「共焦点定量イメージサイトメーターCQ1」が、「2014年度グッドデザイン賞」を受賞した。
同製品は、再生医療分野や医学、生物学などの基礎研究分野において、細胞の画像から、個々の細胞の形態を簡単かつ高精度に定量化する装置。
グッドデザイン賞受賞の理由は、共焦点スキャナユニット、ステージ、カメラ、対物レンズなどで構成される計測部を一体化したコンパクト化と、光が入らないように密閉構造にしたのが大きなポイント。これにより、置き場所を確保しやすくなり、暗室環境の整備も不要になった。また、メンテナンスがしやすいように、装置本体の操作機能を極力減らしてPCから操作できるようにしたり、前面パネル1枚を開くとほとんどの調整作業が施せるようにデザインしている。
同社では今後も、安全で使い勝手に優れた製品の開発に努める方針。