進和は、独・カールツァイス社と提携し、3次元CT計測事業を2015年4月から始める。
同社は「金属接合」を事業の核としたものづくりに携わる開発・提案型商社。従来の破壊検査業務に加え、カールツァイスと協業して主に自動車・同部品メーカーをターゲットにする。
3次元X線CT内部計測装置など、カールツァイスの計測装置を本社技術共同棟(名古屋市守山区)に設置。非破壊検査の優位性を打ち出し、製品設計・試作等の開発プロセスにおける需要を取り込む。また、自動車生産ラインにおけるインライン検査システムも手掛け、広く検査測定業務に進出する。
さらに、受託検査事業として、計測装置そのものや関連設備、ソフトウェアの販売も行う。
また、先端技術である3次元CT内部計測装置を広く認識してもらうため、ラボラトリー機能としての役割も担うショールームも開設する。