FA制御機器商社の中西電機工業(名古屋市中区富士見町9―1、TEL052―332―5221、中西政男代表取締役会長)は、「第9回ナカネット
オータムコンサート」を、愛知県芸術劇場コンサートホールで4日、開催した=写真。
日頃、同社と取引している顧客に、音楽の素晴らしさを家族そろって楽しんでもらおうと開催しているもので、今年で9回目。今回も会場いっぱいの約1700人を招待し、約2時間の生のクラシック演奏と迫力ある歌声を堪能した。
今回のプログラムは、「木管楽器の響きと華麗で優雅な歌劇」で、管弦楽はセントラル愛知交響楽団が、指揮は新進気鋭で地元名古屋出身の田中祐子、ソプラノ金原聡子、テノール中井亮一の各氏が行った。
フィナーレでは、会場の全員で「ふるさと」を合唱し、秋の一時を音楽で過ごした。
中西会長は「創立53周年を迎えた当社は、多くの皆様のお世話になりながら、ものづくりのお手伝いをさせていただいている。このご厚意を形にしてお礼したい気持ちで、このコンサートを開かせていただいた。これからも『お役に立つ』に恥じないように取り組んでいきたい」とあいさつした。
また、会場ではチャリティ募金も行われ、同社からの寄付金も加えた30万円が、名古屋市健康福祉局に、同社の倉屋郁樹社長から贈呈された。これに対し感謝状が授与された。