【バンコク週報特約】タイ投資委員会(BOI)のウドム・ウォンウィワットチャイ事務局長によると、タイの投資状況は月を追うごとに改善しており、9月の投資申請件数は158件で、昨年同月比で30%増になったという。
また、申請額は1760億バーツで、昨年同月の3倍に達したとのこと。
9月の投資申請案件は、天然ガス発電5案件(総額1350億バーツ)があったことから申請額が大きく伸びたが、ウドム事務局長は、エネルギー部門への投資意欲が高まりをみせていることの証明と分析する。
BOIではエネルギー部門への投資を歓迎している。
なお、今年第1~3四半期(1~9月)の投資申請件数は1040件で前年同期比23%減。申請金額ベースでは5920億バーツとなり、同17・4%減となった。