日本モレックス(神奈川県大和市深見東1―5―4、TEL046―261―4500、梶純一社長)は、次世代の電源・信号ニーズに応える「CLIK―Mate
1・50ミリ電線対基板コネクターシステム」製品群に、これまでのトップマウント(上部取付)バージョンに加え、新たに「ボトムエントリー(底部取付)バージョン」を追加した。
CLIK―Mate
1・50ミリは、同1・25ミリピッチ、および同2・00ミリピッチ製品の中間モデルで、2・00ミリピッチ製品と比較してフットプリントは約30%小型で、同等の信号・電源要件を満たしている。
また、クリック音で嵌合確認可能なデュアルインナーポジティブロック、抜差が容易なサムラッチ、そしてロック状態を視認可能なウインドウなど、確実な嵌合に寄与する設計となっている。
さらに、端子設計にU字形状の音叉型を採用することで端子スタッビング防止機能を備えるとともに、低挿入力および確実な接合を提供。
そのほか、従来のライトアングルタイプに比べより直接的な嵌合アクセスが可能で、省スペース化と取り付けの簡素化を実現できる。
主な用途は、底部からの接続が求められるSSL(LED照明)、ゲーム機器、液晶テレビ、デスクトップPC、サーバー、ハブ、ルーター、FA機器、医療機器、自動車用インフォテイメント機器などに適している。