安川電機は、太陽光発電用パワーコンディショナ「PV1000(10kW)」をフルモデルチェンジし、「Enewell―SOL10kW/9・9kW」として販売開始した。3相は12月から発売。年間3万4000台の販売を計画している。
新製品は、PV1000と比較して体積を約10%小型化してメガソーラー発電施設への分散設置にも対応した。
また、パワーコンディショナの容量以上の太陽電池の接続が可能なため、日射の多少にかかわらず発電量の最大化が実現できる。
騒音レベルは30dB(12kヘルツ帯域以下は除く)を実現し、耳障りな高周波音(モスキート音)を低減するなど、静かな住宅街や学校・病院などの公共施設への設置にも最適。
さらに、塩害地域やマイナス20℃の寒冷地域でも対応可能な耐環境性を実現している。
その他、新単独運転検出機能を搭載し、新JET認証(多数台連系認証)を取得していることから系統連系協議の簡素化を実現(単相機種のみ)、操作やファン交換等を簡易化し、簡単メンテナンスを実現―などの特徴を持つ。