経済産業省は、国土交通省、厚生労働省、文部科学省と連携して、ものづくりの第一線で活躍する人を表彰する「ものづくり日本大賞」受賞候補者を、12月15日締め切りで募集している。
今回で6回目となる「ものづくり日本大賞」は、過去5回累計で約2800件の応募の中から、31件の内閣総理大臣賞、81件の経済産業大臣賞を選出している。
経済産業省では、5部門で受賞候補者を募集している。
「製造・生産プロセス部門」=製造・生産工程における画期的なシステム、日本の製造・生産プロセス、製品・部品や素材、技術開発及び伝統技術を海外で展開することにより、現地日系企業の生産性の向上や市場拡大等を通じ我が国ものづくり産業に貢献した、日系企業に勤める個人またはグループ。
「製品・技術開発部門」=高度な技術的課題を克服し、従来にない画期的な製品・部品や素材等の開発・実用化を実現させた個人またはグループ。
「伝統技術の応用部門」=地域に根ざした文化的な技術や、熟練人材により受け継がれてきた伝統的な技術の工夫や応用によって、革新的・独創的な製品・部品や素材、生産プロセスの開発・実用化を実現させた個人またはグループ。
「海外展開部門」=日本の製造・生産プロセス、製品・部品や素材、技術開発及び伝統技術を海外で展開することにより、現地日系企業の生産性の向上や市場拡大等を通じ我が国ものづくり産業に貢献した、日系企業に勤める個人またはグループ。
「青少年支援部門」=若年ものづくり人材(学生・生徒)の育成支援に積極的に取り組んでいる企業、NPO(特定非営利活動法人)などのうち、その活動が目覚ましいと認められる企業、NPOなど。
第1次・第2次審査を経て、2015年秋頃に受賞者を決定する。