東邦電子は、「センサからシステムまでを創造する」をコンセプトに、各種デジタルコントローラを中心に、レコーダ、各種温度センサ、SSR、サイリスタ、プローブカードなどで実績がある。
デジタルコントローラとして、TTM―200、TTM―000各シリーズのほか、プログラムコントローラTTM―339、過昇防止器として最適なデジタル指示計TTA―002、TTM―000シリーズをベースとした基板型コントローラなどがある。
TTM―200シリーズは、新PIDアルゴリズムを採用し制御性を向上させ、さらに簡易プロコン機能を搭載したデジタルコントローラである。
また、同シリーズの48ミリ角には表示分解能が1/100℃の製品に加えサンプリング周期が10mSの製品をラインナップしている。
温度センサ関連では、接触できない場所の温度計測が出来る放射温度センサ「TSI―HIS―301」を開発、販売を開始した。さらに専用のデジタルコントローラも併せて販売を開始している。
同社では、これまでの製品開発で蓄えた制御技術を活用してユーザーのニーズに沿った制御機器のカスタマイズにも対応している。
また、温度調節計からの加熱/冷却制御の信号に応じてペルチェモジュールに対する駆動電流の流れの向きを変えるリレーモジュール「TRT―2416」も好評を得ている。