三菱電機は、韓国にFA製品の販売およびサービスを行うミツビシ・エレクトリックオートメーション・コリア(MEAK)の社屋内にショールームを10日開設した。
今年7月に移転したソウル市のMEAKの新社屋内に、シーケンサ、インバーター、サーボモータ、表示器などのFA機器展示場と、放電加工機、板金レーザー加工機などの加工機テクニカルセンターなどを設けて、製品展示、工場の見える化のe―F@ctory導入事例紹介、テスト加工、加工技術指導などの業務を行う。
韓国の製造業では、生産品目の多品種化による機械装置の設計・操作が複雑化するとともに、工場が海外移転する中での設備・機械の管理拡大など様々な課題が増えている。同社では、韓国での最新技術・製品の紹介や技術的支援強化により、製造業の課題解決に取り組み、韓国におけるFA製品の販売・サービスをさらに強化、2015年度のFAシステム事業の売上高450億円を目指す。