FDT
Group日本支部は、「FDTユーザセミナー2014」を、中野サンプラザ(東京都中野区)で11日開催、約100人が参加した。
同セミナーはFDTへの理解を深めてもらおうと毎年開催しているもの。FDT技術は、ベンダーやバスプロトコルの垣根を越えて、マンマシンインターフェースを標準化するソフトウェア技術。FDT技術を使用することで、設定を含めたエンジニアリング、機器状態の把握、計装保全の作業を大幅に削減できる。
冒頭あいさつしたFDTグループ日本支部亀井宏和支部長は「クラウドの時代になっても、工場から人がいなくなることはない。いま、話題になっているインダストリー4・0の中で、オートメーションエンジニアは国境を越えた支援の時代になる。FDTはオートメーションエンジニアに最も近いところにいる技術である」と述べた。
その後、FDTの活動概要紹介や技術説明などが行われ、午後からは、FA向け、PAエンドユーザー向け、DTM開発者向けの3つのコースに分かれて、セミナーとデモが開かれた。
また、協賛会社機器やカタログを展示するマイクロフェア(展示会)も併設された。