GMIジャパンは、計測展OSAKAに、プロセス危険場所に設置された温度センサおよび近接スイッチ・ドライ接点信号を、同じく危険場所に設置されたマルチプレクサ経由で安全場所に伝送する本質安全防爆マルチプレクサ・システムを出展した。
同製品は、シンプルかつ取り扱いが容易で、すべての入力チャンネルの信号はデジタル通信により最大5キロメートルの遠く離れた安全場所に設置されたゲートウェイまで1対または冗長化(2対)通信ライン経由で伝送できる。
また、多くのフィールドのプロセス変数を個別配線で制御室まで長距離配線することが不要。危険場所の温度または近接・接点入力信号を危険場所に設置された本質安全防爆マルチプレクサに短く配線し、そこからデジタル通信線でゲートウェイまで伝送できることで、ケーブル配線敷設コストなどの削減、制御室における配線が非常にシンプル化、盤内スペースの削減などの効果が生まれる。
1つのシステム構成で最大256アナログ入力(熱電対・測温抵抗体・mV信号)と最大128デジタル入力(接点/近接スイッチ)まで対応。入力点数は最大7936点。
公式Web : http://www.gmijapan.co.jp/