パナソニックは、放送用大型ライブスイッチャー「AV―HS7300シリーズ」を12月20日から発売する。
新製品は、使いやすさと安定性で高い評価を得た従来シリーズ(AV―HS5300シリーズ)の思想を受け継ぎながら、機能や使いやすさを大幅に向上し、3G/4Kフォーマットといった次世代への拡張性も備えた、4ME/3MEタイプ。また、最大でSDI72入力、SDI42系統出力に対応、全入力にフレームシンクロナイザー、フレームディレー、カラーコレクターを、全系統出力にカラーコレクターを装備している。
さらに、ルミナンスキーやリニアキーなど充実のキーヤーとワイプ、ミックスや豊富なDVEチャンネルを搭載しており、シーンに応じた効果的な画像づくりができる。
メモリー機能はビデオメモリー、ショットメモリー、イベントメモリー、マクロメモリーを搭載し、クリエイティブな映像効果を効率的に行え、ライブでの映像制作が容易。
そのほか最大16分割、9パターンの独立した4系統マルチビューアー出力機能を標準で備えている、アニメーションワイプなどの作成が簡単、コントロールパネルはモジュラー構成を採用し、運用形態に合わせた柔軟なパネルレイアウトに対応できる、マルチセレクトパネルは視認性に優れたカラーパネルとクリック感付きスイッチにより快適な運用をサポートできる、などの特徴を持つ。