未来工業 太陽光発電モニタリングシステム「発電見張り番」発売 パワコンごとに分割して監視

【名古屋】未来工業は、ソーラーパネルをパワーコンディショナーごとに分割して監視、異常を発見する低圧・高圧用太陽光発電モニタリングシステム「発電見張り番」を発売した。

これは、パワーコンディショナーごとの発電量を監視、リアルタイムに発電量を確認できる。発電量、売電金額を手持ちのパソコン、タブレット端末、スマートフォンでいつでもどこでも確認が可能。

「発電見張り番」のシステムユニットを電力量センサ、パワコン計測用CTセンサ、総量計測用CTセンサ、通信ユニットなどと接続してシステムを構成する。集電盤の中に取り付けたCTセンサで測定された電力量が通信ユニットを介してデータセンターへ随時送られる。それを手持ちのパソコンなどで確認できる。

発電異常、停電、パワコン停止、計測装置の異常などが起こった場合は、すぐに自動でメール通知されるので、施設管理者やサーバー管理者を置く必要がなく、ローコストで監視が行える。監視アラート通知先は3件まで登録可能。

最大11系統まで分割計測ができ、太陽光発電所にインターネット環境がなくても、通信ユニットで計測データの通信が行える。

ホーム画面には、本日の売電金額と発電量、パワコンごとや指定月の発電量、パワコンが正常に稼働しているかどうか確認する系統比率、当月の売電金額と発電量、当年の売電金額と発電量などが表示される。

そのほか、(1)計測値誤差〓〓3%以内(2)収集データにより発電効率アップなどの有効利用が図れる(3)既設の発電所にも設置可能などの特徴がある。

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