チノーはアルバック理工を子会社化
チノーは、アルバックの子会社、アルバック理工の発行済み全株式を取得し、12月25日付で子会社化する。また、同日付で社名を「アドバンス理工」に変更する。
アルバック理工は、長年「熱」に関連した技術開発に取り組み、赤外線ランプ加熱装置、熱分析・熱物性測定機器など数多くの製品を提供するとともに、「環境・エネルギー問題」の解決に応える事業にも注力、独自の先端熱利用技術で顧客ニーズに応えている。
チノーは温度を軸とした計測・制御の専門メーカーとして、計測制御機器やセンサの製造、販売をしているが、これらを使用した計測システムに注力し、温度をはじめとする各種センサから、調節計・記録計~収録・監視パッケージソフトなど、制御の入り口から出口まですべての商品レパートリーをそろえ「ループソリューション」として提供している。
今回の買収により、アルバック理工の技術が加わることになり、計装システム事業の一層の拡大を見込んでいる。