チノーは、西アフリカを中心に深刻化しているエボラ出血熱の感染拡大防止に貢献するため、発熱者検知用の体表面温度チェッカ「TP―Uシリーズ」2セットを、在セネガル日本国大使館へ寄贈した。11月19日から稼働している=写真。「体表面温度チェッカ」は約3秒で顔表面温度を測定でき、装置に触れる必要がない。判定結果はOK/NGのランプで即座にわかり、設定値の変更も可能。2000画素の熱画像センサを使用し、熱画像として判定、パソコンへのデータ保存もできる。
近年、国内でも新型インフルエンザの流行のため、空港はもちろん、工場や事務所などでも入場時の体温確認を必須とする事業所が増加している。
同製品はチェックを「実施する側」「受ける側」双方の時間的負担はもちろん、精神的負担も軽減できるため、今後の普及が期待される。