立花エレテックはこのほど、持分法適用会社のFA・制御機器商社、高木商会(東京都大田区北千束2―2―7、中山広幸社長)を、2014年12月26日付で子会社化する、と発表した。
高木商会の発行株式の47・84%を現在保有しているが、大株主である東京中小企業投資育成が保有の高木商会株式19万8000株を譲り受けることが決定したことで、発行株式の81・18%まで取得することになったもの。取得価格は概算で7億300万円。
立花エレテックは12年6月、高木商会と資本業務提携で基本合意し、高木商会の大株主であった創業家保有の株式24万5015株(発行済み株式総数の41・25%)を譲り受けた。
その後も高木商会株式を追加で取得し、現在28万4180株を保有している。
今回、さらにシナジー効果を上げるためには、高木商会の株式保有比率を高めることで、より連携を緊密化することが有用と判断したもの。
高木商会の14年3月期の売上高は172億3900万円、営業利益5億3000万円、経常利益6億5700万円、純利益2億4700万円。
これに伴い立花エレテックは、15年3月期業績予想を上方修正し、売上高40億円(2・7%)増の1500億円、営業利益1億円(2・1%)増の49億円、経常利益5000万円(0・9%)増の54億円、純利益16億円(43・2%)増の53億円とした。