国内最大の電気設備機器・資材・工具などの関連総合展示会である「JECA FAIR2015(第63回電設工業展)」(主催=日本電設工業協会)が、2015年5月27日から3日間、東京ビッグサイトで開催されるが、出展社の募集が行われている。
毎年、東京、大阪の交互開催の同展は、電設関連業界最大の展示会として長い歴史を有する。
来年は東京の開催で、東京ビッグサイト(西1、2ホール)を会場に、600小間の規模で予定している。展示会テーマは「電設技術が未来を創る~人を支えるスマート技術~」。
今年5月の大阪開催は、出展者数は205社、小間数595と、いずれも大阪開催では過去最大規模となった。
また、昨年の東京開催は出展者数223社(627小間)と、社数では07年の227社に次ぐ過去2番目、小間数では過去最大規模で開かれている。
来年も、国内の旺盛な省エネやインフラ投資を背景に、出展社が増えることが見込まれている。
同展には、電気設備に関連する電線・ケーブル・絶縁材料、電線管・ダクト・ラック・レースウェイ・ポール・架線金物・地中線材料から始まり、電力機器・配電機器・キュービクル・制御盤・配分電盤・計器・計測器、配線器具・照明器具・光源、防災システム・自家発電装置・蓄電池設備・火災報知設備・避雷設備、通信機器・多目的情報管理システム・電子制御機器・工具・用具・保護具・ビル管理システムなどの電気設備システム、CAD、空調・環境設備、さらには太陽光・風力発電などの新エネルギー設備機器まで非常に幅広い製品が展示される。
展示だけではアピールしきれない出展製品や最新技術、企業紹介などを1社30分間で行う「出展者によるプレゼンテーションセミナー」、第54回製品コンクール、特別講演会などの特別催事に加え、主催者コーナーとして、新たに復興支援コーナー、会場内のスタンプポイントを回ると豪華景品が当たる「お楽しみ抽選コーナー」、「電設資材電子カタログ体験コーナー」、電設・電業協会の様々な活動や取り組みをパネルで紹介する「JECA取り組みコーナー」なども設けられる。
出展料(税込み)は、横並びのA小間(3×3×2・7メートル)が同工業会会員25万5000円、同非会員29万円、協会など団体20万円。そのほかブロックのB小間や、学校関係、スモールブース、トライアルブースなど、各種用意している。
申し込み締め切りは15年1月30日。