サトーグループは、ラベルプリンタの安定稼働を支援する新たなグローバルサービスとして、IoT(モノのインターネット)技術を活用した「SATO Online Services(SOS)」の提供を2015年に開始すると発表した。
IoTは、様々なデバイスとインターネットを統合する製品とサービスの新しいモデルとして、昨今その広がりが期待されている。
SOSは「お客さまの現場に、バーチャルカスタマエンジニアが常駐します」をコンセプトに、このIoTを活用し、オンラインでユーザーの現場に置かれた個々のプリンタのパフォーマンス状況を24時間リアルタイムにモニタリングする次世代メンテナンスサービス。
問題が起きそうな箇所を未然に見つけ必要なサポートを行うことで、プリンタの安定稼働につながる。
製造現場におけるプリンタの安定稼働は、トレーサビリティ管理の普及、多品種少量生産の浸透により必須になっており、トラブルが製造ラインの停止に直結するほど重要度を増している。
SOSをグローバルに提供することで、世界中の顧客が、いつでもどこでも安心してサトーのプリンタを運用し、安定した製造ができる環境構築に寄与する。
なお、SOSのシステムの基礎部分となるプラットフォームは、高精度で安定的なサービスをグローバルで提供するため、セールスフォース・ドットコム(東京都千代田区)が提供するサービスを採用する。