横河電機は「頂点を目指すお客様へYOKOGAWAのタクトアップソリューション」をコンセプトに、高速で高精度なコントローラFA―M3Vを用いることで実現する各種タクトアップソリューションを紹介。
装置タクトタイムの短縮(=タクトアップ)は、モータを動作させるための「準備時間」を削減することで実現。「準備時間」は装置にとっては「ムダ時間」で、この「ムダ」をいかに減らせるかが装置の生産力を上げるポイントになる。インデックステーブルなどの動作と停止を繰り返す場合、モータの準備時間には、位置決めコマンドセットアップ時間と起動時間があり、モータが停止する際にかかる整定時間はモータの性能だけでなく、位置決めコントローラの性能も影響する。このためコントローラの性能を上げるだけで装置タクトを上げることが可能になる。タクトアップ実現のためには、コントローラはCPUから手足となるI/Oまでトータルに高速であることが重要になってくる。
主な出展製品はシーケンスCPUモジュール、位置決めモジュール(多チャネルパルス出力形)、位置決めモジュール(MECHATROLINK―Ⅲ通信対応)、高速データ収集モジュール、FA―M3プログラム開発ツールWideField3など。
公式Web : http://www.yokogawa.co.jp/itc