三菱電機はFAシステム事業の中核機種であるシーケンサー(PLC)・表示器および関連製品の開発・製造を名古屋製作所に統合する。統合時期は2015年4月で、グローバルでの製品競争力強化により、事業拡大を推進する。
同社は、小型シーケンサー(PLC)・表示器の開発・製造を姫路製作所にて行っていた。今回の開発拠点の統合により、製品仕様の共通化・コア技術の融合を行い、統一プラットフォームでの開発と、機械や装置を接続する「CC―Link IEフィールドネットワーク」などのネットワーク製品開発を推進し、小型から大型まで製品競争力およびソリューション構築力を強化する。
また、製造拠点の統合により、生産性の向上と高品質・省エネを実現する生産体制を構築する。