近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)は、大阪市のホテル日航大阪で「2015年新春賀詞交歓会」を22日開催した。
岡本理事長は「電子デバイス産業は、2025年には90兆円の巨大市場に成長すると言われている。当組合では、わが国の経済、社会、技術の活力源としてリード役となりうる思いを胸に、新しい分野の開拓に挑戦し続けたい。また、地域経済の担い手として新たな活躍のステージを拡げ、近未来の社会に貢献できるよう積極果敢に挑戦していきたい。当業界は『モノづくりで社会の発展に寄与し、豊かな暮らしづくりに貢献する』ことを理念に事業活動を進めてきた。
業界を発展させるためには、開発・設計・販売に関わるすべての人たちの不断の努力が必要である。より安心、快適、楽しい暮らしづくりが実現するよう、互いの知恵を結集し事業活動を進めたいと思っている。
さらに、世界をリードする省エネ・創エネ・蓄エネ技術をはじめ、高付加価値な製品の創出や活用を通じて新産業の創出を行うとともに、心豊かなグリーンライフイノベーションの実現や、国際競争力の維持強化に貢献することで、近未来社会が近づくことに間違いはないと考えている。KEPでは委員会組織をさらに充実させ活性化を図り、ビジネスチャンスの拡大に寄与していく所存である」とあいさつした。