「報恩感謝」で生き方問う  浦野英幸 代表取締役社長

浦野英幸 代表取締役社長
浦野英幸
代表取締役社長
当社は、顧客が感動する商社像を目指すため、長期ビジョンに基づくテーマ「顧客感動」を2005年に設定、以後毎年サブテーマを設定し、顧客感動を成就させるための事業活動を行っている。
今年は、サブテーマを設定してから10年目となることもあり、一つの区切りとして「報恩感謝」を掲げた。会社の現在の姿は、顧客や仕入先、メーカーなどあらゆる関係先なくしては成り立たず、この事実(恩)に感謝の気持ちを持つことが大切である。さらに自分自身の今があるのは、過去のあらゆる人間関係や恩師、そして先祖の存在があるからである。
これらの方々の存在に感謝し、恩に報いることは、自分自身の存在を積極的・肯定的に位置づけ、人生において何をすべきか、どのように生きて次の世代に何を残すかを真剣に考え、かつ実行するということに他ならない。すなわち「報恩感謝」とは、各人の生き方を問うテーマである。社員一人ひとりの成長が最重要と位置づけた「顧客感動」のサブテーマも10年となり、今回のテーマを集大成したい。
業界の状況であるが、昨年は、円安・株高状況を背景に大手企業の業績が好調に推移、我々の業界もその恩恵を受けた形で、前向きな話が多く全体的には良い形で推移した。FAが関わる市場は、国内とともにアジア、米国も順調に推移しており、前向きな空気が漂っている。さらに、減税や補助金絡みで設備投資が活発になることも期待したい。
今年は、仕入先メーカーや関係先とベクトルを合わせ、長期テーマである顧客感動に対する一つの集大成の年として、成果を出していきたい。

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