日昭無線 「無線に続き電源に注力」 伊佐野勝利代表取締役社長

2014年12月期は、売り上げが前期比約12%増加し、利益も増えたことから増収増益で終わることができた。社内の部門ごとにテーマを与え、それに基づいて各部門のリーダーと現場の社員が実行計画を立て、3カ月ごとにターゲット、方法などの進捗をチェックしながら取り組んできた効果が業績に表れた。この方法は今後も継続していく。今年の景気は、そんなに明るい材料があるわけではないが、不安な材料もない。やり方次第で大きく伸ばすことができると見ている。

今期は「動」をスローガンに掲げ、売り上げを2桁以上伸ばしたい。じっとしていても結果が得られない。まずは動いて、2年後、3年後に売り上げ・利益として収穫に繋げるための種蒔きを行っていく必要がある。同時に他より動くスピードも上げながら、長短の計画に応じて、最適なタイミングに刈り取りできるようにしていきたい。

7年前から試行錯誤しながら取り組んでいるINPAQ社のアンテナの販売も、ここにきてようやく面白い展開が見えて来ている。量産化に繋がる受注が決まり始めているためで、今年は大きく飛躍するのではないかと期待をしている。

さらに、今年は電源の販売にも注力する。電源は機器・装置で重要な役割を果たしているが、LED照明用と一体となった用途が増えてきている。お客様の求めるニーズに合わせて、モジュール化した電源や電源周辺部品をまとめたキットタイプなどを、サイズ、形状、容量などに応じて販売できるような体制を整えている。基板用だけでなく、屋外用途などの大型タイプニーズに対応できるようにしていく。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています

特集の最新記事8件

>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG