そのひとつとして、最大600MHz動作の高速CPUとマルチプロトコル対応の産業イーサネット通信向けアクセラレータ「R―INエンジン」を搭載し、ACサーボドライブなどの産業機器・装置のリアルタイム制御とネットワーク化を同時に実現した「RZ/T1」を製品化、今月31日からサンプル出荷を開始する。センサやアクチュエータなど複数のプロトコルをサポートするエンコーダ・インタフェースを搭載したことで、モータ制御をプログラマブルな形で実現できるようになり、変化の激しい市場への早期投入が可能となる。今年4月には、産業イーサネット通信を核にした製造業のグローバルネットワーク「R―INコンソーシアム」を発足させる。当社がプラットフォームを提供することで、参加企業各社の強みを連携させた競争力のあるソリューション提案を創出できる場を構築する。これを製造業界のエコシステムとして活用いただくことで、WinWinの協業関係へ発展できると思う。
ルネサスエレクトロニクス 「産業機器市場開拓に的」 横田善和執行役員常務兼第二ソリューション事業本部長
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