GMIジャパン 「国内防爆検定品を販売」 田中健一代表取締役社長

イタリアの防爆バリアや安全リレーのメーカー、GMインターナショナル社の日本法人として設立して1年が経過した。GMI社は防爆バリアのSIL3認定品をそろえ、自社でSILの計算と製品認定ができる高い技術力を持っている。生産はすべて本社工場で行っており、製品の80%は輸出向けに海外市場で販売するなどグローバル展開を図っている。日本での防爆検定取得に向けて申請を行っており、今年4月頃には取得できると思う。

GMI製品の日本語カタログを製作し、昨年11月の「計測展OSAKA」に出展してPRしたが、引き合いが増えてきており、今後の営業強化に向けて、人員の増員と事務所の移転を検討している。

今年の売り上げは、日本の防爆検定が取得できることで伸びるものと思う。また、セーフティリレーや非防爆品の販売増も見込んでいる。

一方、放射温度計も防爆検定の申請を予定しており、バリアとの抱き合わせ販売を行っていく考えである。さらに防爆対応のデジタルカメラの販売も進めていく。日本の防爆検定を取得したデジタルカメラは当社にしかない。爆発危険領域での撮影を普通のカメラで行うことは火災などの事故の危険性が高くなる。昨年は消防関係へのPR活動を積極的に展開したが、新年度からの予算化で売り上げ増につながることを期待している。

今年は、会社の知名度を上げるための取り組みを強める。そのひとつとして4月頃に東京と大阪で「わかりやすいSILセミナー」の開催を計画している。エンドユーザーをはじめ、商社などに当社の製品概況とSILの現状などを理解いただくことで、日本市場での売り上げ増を目指していく。いままで携わってきた計測制御機器や防爆機器の経験を生かしながら、日本のユーザーに最適なソリューションを提供していく考えである。

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