横河電機は、ロシアの国営石油会社、バシネフチと制御システムとフィールド機器に関して、長期パートナーシップ契約を締結した。この契約により、今後バシネフチが導入する制御システムとフィールド機器では、横河電機製品が優先的に採用されることになる。
バシネフチは、原油生産量で国内第６位、石油精製量で同第４位のロシア国営石油会社。
今回の契約で両社は、制御システムとフィールド機器に関する最新の技術・サービスで情報交換を行っていく。また横河は顧客が抱える課題抽出に協力し、プラントの生産効率向上と安全操業の両立に向けて、ユーザーの視点でソリューションサービスを提供する。
横河電機は、１９９３年にモスクワ駐在員事務所を開設。９７年に現地法人、ヨコガワ・エレクトリックを設立して、ロシアにおけるビジネスを本格的に開始した。２００７年に社名をヨコガワ・エレクトリック・ＣＩＳに変更し、ロシア連邦以外のＣＩＳ諸国への事業展開も進めており、ウファをはじめ各地に、営業拠点、テクニカルセンターを設置して、営業、エンジニアリング、サービス体制の強化を進めている。
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