神奈川県下最大級の工業技術・製品総合見本市「テクニカルショウヨコハマ2015(第36回工業技術見本市)」(主催=神奈川産業振興センター、横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市)が、2月4~6日までの3日間、パシフィコ横浜展示ホール(C、D)で開かれる。今回のテーマは「未来につながる新たな技術」で、出展者数は580社・団体440小間(昨年546社・団体433小間)と昨年を上回る規模となった。開場時間は午前10時~午後5時。入場は無料。
展示は、「ビジネスソリューション」「生産(加工技術)分野」「生産(機器・装置・製品)」「環境・エネルギー/健康・医療・福祉分野」「産学公・企業間ネットワーク分野」の大きく5つに分かれて行う。
■最新の技術・製品・情報サービスなどが一堂に
「ビジネスソリューション」では、情報通信関連機器/情報・事務処理関連機器/各種ソフトウェア/ビジネス・オフィス環境関連機器及び支援システムなど、「生産(加工技術)分野」では、プレス・鍛造・鋳造・切削・研磨・レーザ・溶接・めっき・射出・はんだ・板金・樹脂・加工の工業関連製品に関する加工技術・部品加工/金型・治工具/実装・組立/試作など、「生産(機器・装置・製品)」では、計測・測定・検査・制御・監視・流体・洗浄・自動化・省力化・搬送・輸送・包装の工業関連機器・装置/電子部品・スイッチ・ベアリング・ボルト・ナット・工具の工業関連製品など、「環境・エネルギー/健康・医療・福祉分野」では、環境/公害防止/防災/廃棄物処理/エネルギー/省エネルギー/光触媒/バイオ/ユニバーサルデザイン/バリアフリー/リハビリエイド/その他これら周辺機器など、「産学公・企業間ネットワーク分野」では、神奈川県のオンリーワン技術と先端研究成果/横浜市内外の理工系大学の最新研究シーズ/海外ビジネス情報の紹介/産学公技術連携支援事業の紹介/異業種交流グループの異なる専門分野の共同開発による製品の展示・実演・PR、国及び地方公共団体、工業関連支援機関、団体の出展・PR/その他の工業関連機器・部品・材料及び技術紹介などがそれぞれ展示される。
いずれも、独創性と先進性に富んだ付加価値の高い最新の技術、製品、情報サービスなどが一堂に集まる。
■セミナーや講演会も多彩
併催行事としては、アネックスホールで4日午後2時から記念講演会「中小企業経営の勝ち残り策~中小企業は連携すると強くなる~」と題して、東成エレクトロビーム上野保代表取締役会長が講演する。
また、6日午前10時30分~12時まで同ホールで、「さがみロボット産業特区フォーラム」で、ロボット実証実験結果報告が行われる。同日午後1時30分~3時30分まで、同ホールで横浜市特区セミナー「医療機器産業の最新動向と参入におけるポイント」で、経済産業省
商務情報政策局ヘルスケア産業課医療・福祉機器産業室菅原廣充室長補佐と医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部薬事戦略相談課テクニカルエキスパート石川廣氏が講演する。
4日午後1時30分からは、E204会議室で「中小企業向け知的財産セミナー」として、講演とパネルディスカッションが行われる。講演の講師はレーザテック技術本部技術企画室小川潔氏。
そのほか、4日に「受・発注商談会」(横浜会場)、5日に「かながわビジネスオーディション2015」、4~6日には「産学連携ワークショップ」と「出展者セミナー」など多彩な併催行事が行われる。