キムラ電機は用途に応じた端子台を各種ラインアップしている。
その中の省配線ターミナル「WS―TD32MA/MB」は、1台で32点のデバイスに接続でき、端子台から周辺機器への接続での入出力極性を問わずフリーで可能。
しかも、インターロック機能とも連携しているため、安全に使うことができる。
また、2台1組の省配線端子台間を3芯のケーブル1本で1対1のシリアル通信をしている。
さらに、3芯のケーブル採用で、信号と給電の両方が使用可能で、端末側の電源も不要なほか、シールド線など高価な専用ケーブルも不要で、最大500メートルの通信が可能(ただし両側に電源を有し、接続電線VCTF0・75平方ミリ以上の場合)。
そのほか、通信状態が簡単に確認できる2色LED表示を内蔵しており、使いやすい。
取り付け方式は、DINレールと直付けが兼用となっている。
なお、16点の入出力構成で小型・低価格化タイプも開発を進めている。
新製品は、1つの省配線グループで最大16台8組の省配線グループを構築可能。
出力専用の端子台(Lモード)も追加しており、省配線グループ中で出力専用端子台を複数設定して1対Nのシリアル通信が可能などの特徴を持つ。
公式Web : http://www.kimden.co.jp