不二電機工業は「スマートグリッドEXPO」に、ストリング監視ユニット「SMH―14形」などを出展。
同製品は、大規模太陽光発電システムにおけるパネルをストリング毎に監視(計測)し、故障検出や故障箇所を特定する、DC1000V対応のストリング監視ユニット。監視ストリング数に合わせたユニット設置を実現(1マスター、最大30ストリング監視)し、機器間の接続に短絡片を採用することにより、配線工数の大幅な削減も実現させている。また、万が一のユニット故障を早期発見するために故障診断機能を搭載。監視ユニットの健全性を常に診断(監視)し、機器のメンテナンス性を向上させている。
太陽光発電システムのストリングは、複数の太陽電池モジュールを直列で配線し、まとまった電力量を得られるようにしたもの。
SMH―14形はストリングごとに故障箇所を検出する特定ユニットで、ModbusRTU(RS―485)に対応。計測されたデータは、ネットワークに接続することで遠方での監視やデータ蓄積が可能である。
同社製の遮断端子台「SDH形」や、ヒューズホルダ端子台「PFH形」と短絡片による連結が可能となっており、作業効率が向上。
公式Web : http://www.fujidk.co.jp