ARCアドバイザリ・グループ主催、オートメーション新聞など協賛の「第16回ARC東京フォーラム2014」が、東京・両国のKFCホールで7月15日午前9時30分から開かれる。
今年のフォーラムでは、「安全な製造オペレーション」に向けて、「人・組織・システム」の点から議論する。
前回、ヒューマンエラーは個人だけが原因ではなく組織やシステムにも問題が潜んでいる、製造オペレーションの環境変化に製造オペレーションのシステムが適応できていないのではないか、と指摘された。
今回は、人間の特性に関する2つの矛盾する評価である「人間は誤りを犯すが、人間は臨機応変に対応できる」を踏まえて、リスクアセスメント、人材育成・技術伝承、情報共有・伝達などの現状と課題を議論し、さらに最新のICT成果を活用した日本における次世代のシステム化について討議する。
プログラムは以下の通り。
(1)変遷する産業‥コネクテッド・ワールドにおける情報主導型企業(2)ITの進化による製造業の未来~より高い競争力を目指して(3)製造業におけるDevices&Services戦略―IoTの実現と事例(4)協働ファクトリーオートメーション(5)ユーザの視点に根差したCSMS(サイバーセキュリティマネジメントシステム)の取り組み(6)PAMシステムの実用事例(7)生産性向上に向けたこれからのアセットマネジメント(8)東南アジア市場の最新動向(9)パネル討論会「安全・安心な製造オペレーション―人/組織/システムによる防護」。
参加は「東京フォーラムホームページ」(http://www.arcweb.com/arc‐japan/events/pages/Tokyo14.aspx)から申し込む。