EtherCATの普及に取り組んでいるETGは、「日本メンバーミーティング」を、日石横浜ビルで3日開催し、ベンダーやユーザーなど101人が参加した。
ETGは、モーション系のオープンネットワークとして、国内外で採用が増えている。
ミーティングには、マーティン・ロスタンチェアマンもドイツから来日して講演した。
マーティン氏は「2003年11月に33社でスタートしたETGも、10周年を迎えた。当初からエンドユーザーが加わって活動してきている。06年には日本支部を開設し、現在は世界57カ国まで広がっている。ドイツではインダストリー4・0としての取り組みが、国を挙げて進められているが、EtherCATやOPC
UAはこれに一番フィットしている」と述べた。
また、日本支部の小幡正規氏はETGの現状に触れ「現在、EtherCATマスターが164社、ドライブが130社、I/Oは86社から発売されている。システムやモーションバスとして地位を確立している」ことを紹介した。
その後、ベンダーなど8社・団体からEtherCAT製品のプレゼンテーションが行われた。
ETGでは、今年度の展示会としてテクノフロンティアとセミコンジャパンに出展を予定している。