横河メータ&インスツルメンツ(東京都武蔵野市中町2―9―32、TEL0120―137―046、金子洋社長)は、世界最高クラスの電力基本確度±0・04%を実現したプレシジョンパワーアナライザ「WT3000E」を10日から販売開始した。
価格は138万円から。2015年度350台の販売を計画。
新製品は、同社のフラッグシップ製品「WT3000」の後継機種。
測定精度は、従来品の電力基本確度±0・06%をさらに向上し、太陽光で発電された直流電力やインバータの直流入力・交流出力などを、より正確に測定できる。
また、最大4点までの電流入力が可能で、電流を入力する端子(入力エレメント)は、30Aエレメント(測定レンジ0・5A~30A)と2Aエレメント(測定レンジ5mA~2A)の2種類から選択できるなど、幅広い測定レンジを1台で測定できることで、より用途が広がる。
主な用途は、市場家電・OA機器・産業用機器などのメーカー、電気自動車・燃料電池自動車メーカー及びその電池や充電器関連機器メーカー、太陽光発電・風力発電など再生可能エネルギー関連機器メーカーなどの、製品の開発・品質管理・生産ラインにおける消費電力の測定・評価。