日本電気制御機器工業会(NECA)環境委員会(中井智之委員長)は、「NECA環境セミナー2014」を、東京都立産業貿易センター会議室で6日開催、約40人が出席した。毎年開催しているこのセミナーは、環境委員会の活動報告と同時に、製品に関する化学物質規制の動向などを解説している。
今回はパナソニックの福井祐子氏が「人工光型植物工場の取り組み」を紹介し、また、経済産業省の山浦崇氏が「世界規模の環境規制と日本の対応について」講演した。
さらに環境委員会の活動を中井委員長、吉澤利之副委員長、牧本茂樹委員、鈴木和美委員からそれぞれ報告された。
報告では、現在EUの
RoHSの適用除外項目の見直しや規制物質の追加などの最新情報が示された。
山浦氏からは「水銀に関する水俣条約」と「バーゼル条約」についての動きと日本の対応について説明が行われた。