人、機械および環境の安全を実現するピルツジャパンは、専門メーカーとして豊富な実績と品ぞろえで取り組みを強めている。最近はユーザーへの安全コンサルティングに注力し、「安全のトータルソリューションカンパニー」として各種サービスを提供している。
その一環として、欧州のISO13849規格委員会議長らによる「機能安全と妥当性確認セミナー」を5月20、21の両日、東京・品川駅前のコクヨホール(東京都港区港南1―8―35)で開催する。
このセミナーはISSA(国際社会保障協会)が主催し、加盟団体と企業が後援する。
ISSAは、1927年に設立された労働安全推進と労働災害防止のための非営利のNGOで、ジュネーブに本部がある。現在、333の会員機関が世界153カ国で活動している。
セミナーでは主に、ISO13849の詳しい解説を予定しており、機械安全の初心者から規格の専門家まで幅広い人を対象としている。
IEC62061(機械類の安全性―安全関連電気・電子・プログラマブル電子制御系の機能安全)、ISO13849―1/2(機械類の安全性―制御システムの安全関連部・第1部設計のための一般原則/第2部妥当性確認)の発効に伴うこれらの基礎知識を、実践例に基づき説明する。
ISSAのほか、協賛のピルツ、VDMA(ドイツ機械工業連盟)、シーメンス、ジック、シュメマザールの担当者が2日間にわたって講演する。
同様のセミナーは昨年中国で開催されたが、好評であったことから、今年は日本でも開催することになった。
講演は英語と日本語で、同時通訳を行う。
申し込み、問い合わせは、
FAX=045-471-2283(ピルツジャパン ISSAセミナー運営事務局)
Email=ISSA‐seminar@pilz.co.jp
公式サイト : http://www.pilz.com