フエニックス・コンタクトは、スイッチング電源ユニットで「QUINT POWER」「TRIO POWER」「UNO POWER」の3シリーズを中心にラインアップしており、30W~1000Wクラスの電源容量を網羅している。また、標準がDINレール取り付けタイプであり、オプションのDINレール取り付け用金具や特殊な加工を必要としない。
世界だけでなく国内でも、そのほとんどの制御盤内はDINレールが使用されており、制御機器の原動力であるスイッチング電源ユニットにおいてもDINレール取り付け型が急増している。
このうち「UNO POWERシリーズ」に、このほど150Wと240Wタイプを追加した。いずれも他のシリーズに比べ3~15ミリスリム化しており、市販されている産業用スイッチ電源のなかでも最もコンパクトになっている。
また、効率を上げるために部品の選定から回路の設計では、発熱を抑えて効率化したことにより、コンパクトかつ使用温度範囲を広げることを可能にし、クラス№1の高効率となっており低待機電力を実現している。
使用周囲温度もマイナス20℃~プラス70℃まで広げることで、広範囲な用途で使える。
さらに、55℃までは定格の100%出力を可能にしており、「盤設計温度=50℃」という現実的な問題もクリアした。
公式サイト : http://www.phoenixcontact.co.jp