コグネックスは、FAセンサを扱うメーカーとして画像処理システム、バーコードリーダを中心に品ぞろえしている。
このほど発表した二次元コードの”模様”を使ってコードを検出する新しいアルゴリズム「PowerGrid」テクノロジーは、検出パターンが完全に消失している二次元コードやDPM(ダイレクトパーツマーキング)も読み取ることができる。これまでのコードの検出パターンを探し出してコードを認識する方法とはまったく異なり、コード内の明るいモジュールと暗いモジュールが交互に出てくるパターンを探すことで、激しく破損したコードや、ファインダーパターン、クロックパターン、クワイエットゾーンが完全に消失している状態のコードでも検出し、読み取ることができる。パーツの形状変化、照明不足、欠損、印字エラーなどで、二次元コード全体の画像取り込みが難しい場合でも読み取り率を劇的に向上させる。
PowerGridテクノロジーは、固定型バーコードリーダ「DataMan300シリーズ」の最上位機種Xモデルに搭載している。
公式サイト>>> http://www.cognex.co.jp