ドイツ・ハノーバーで開催された「ハノーバー・メッセ2015」の会場で「日独経済フォーラム」が15日開かれた。第4次産業革命とも言われる「インダストリー4・0」のコンセプト具現化が各面で進む中で、日独の企業や公的機関が意見交換を行おうと企画された。
フォーラムでは、ドイツ連邦経済・エネルギー省ウーヴエ・べックマイヤー政務次官と、日本の内閣府戦略イノベーション創造プログラム(SIP)佐々木直哉プログラムディレクターが基調講演を行った。
また講演として、日本からEPRANソフトウェア&サービスハルク・メンデレス営業・マーケティング取締役、三菱電機e―f@ctory推進プロジェクト楠和浩リーダー、ベッコフオートメーション川野俊充社長、安川電機小笠原浩代表取締役専務執行役員らが取り組み状況を紹介した。
その後パネルディスカッションが開かれ、経済産業省製造産業局ものづくり政策審議室西垣綾子室長、シーメンス・ジャパン専務執行役員デジタルファクトリー/プロセス&ドライブ事業本部ミヒャエル・トーマス事業本部長、ドイツ人工知能研究センター(DFKI)革新的生産システム部門デトレフ・ツールケ代表、および三菱電機楠リーダーの4氏で行った。