CKDは、メタルフリー薬液用2ポート電磁弁「MKB3シリーズ」を発売し、医療機器の小型化ニーズに応えている。
同製品は、医療装置に求められる「薄形・省スペース」はもちろん、優れたメンテナンス性が特徴。新考案のワンタッチ装着構造を採用し、製品の取り付け・取り外しが簡単にでき、配管したまま装着が可能なため、メンテナンスが非常にしやすい。サイズも薄さ14・5ミリを実現したことで、バルブピッチ18ミリと狭ピッチでの並列設置を可能にしている。さらに医療装置に求められるスペックも充実。シリンジ、廃液切換時の負圧にも対応できるよう、使用圧力〓0・08~0・25MPa、背圧0~0・25MPaと広い圧力レンジを確保している。また、メタルフリーダイアフラム構造を採用。接液部材質に耐食性が高い樹脂材(PPS樹脂)・ゴム材(フッ素ゴム・エチレンプロピレンゴム)を使用するとともに、アクチュエータと接液部を完全分離し、独自のダイアフラム構造で薬液にも強い高耐食化を実現している。省電力基板付き(ランプ付き)も選択可能なため、コイルの発熱を抑え流体への熱影響による不具合を防止、通電時の消費電力も削減できる。東6ホール3506で業界初新製品も含め、高品質・高精度・高寿命の医療用電磁弁など多数の実機を紹介する。
公式サイト>>> http://www.ckd.co.jp/