IDECの小型固定式1次元CCDスキャナ(バーコードリーダ)「WB1F形」が検体検査装置や、分析機器などの医療向け装置で評価が高まっている。
近年医療分野においては、バーコードによる管理が必須となりつつある。また、医療分析機器の小型化が進み、機器内部に組み込まれるバーコードリーダも設置スペースの削減ニーズが求められている。WB1F形は、他社相当機種に比べ、体積比で60%もの削減を実現。圧倒的な小型化を実現しながらも、近距離読み取りと広視野角を両立。機器設計者の自由度を飛躍的に高めたため、医療分析装置における検体ラベルや試薬、試験ラベルの読み取りに最適だ。小型化を実現したことにより、従来は取り付けと読み取り方向にあわせて、「フロントタイプ」「サイドタイプ」など型式を使い分ける必要があったが、同一型式で共用でき、機器メーカーの部品管理工数も削減できる。さらに本体に操作ボタンと、安定動作の確認が可能な表示LEDを搭載することで、PCやPLCなどのホスト機器がない状態でも読み取り状態を確認しながら組付け現場で位置合わせが可能になるため、機器組込時や医療現場でのメンテナンス工数削減にも寄与する。CEマーキング、ULなど各種規格にも適合、装置輸出にも対応可能。
公式サイト>>> http://jp.idec.com/ja/s/c682E/